私たちヒト(現生人類:ホモ・サピエンス)は今から20~30万年ほど前にアフリカで誕生し、8~10万年ほど前に、アフリカを出て世界各地に広がった。高地や寒冷地など過酷な環境を含む地域にまでも進出し、さらに各地で独自の文化を発達させた。チベットやアンデスの高原に暮らしている人々はどのようにして、酸素濃度の薄い高原で生活できるようになったのか?アジアに住む人々には、なぜ牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする人が多くいるのか?また、なぜ飲酒をすると赤くなる人が多いのか?など、各地域に暮らす人々の特性がどのようにして生まれたのか、その理由を『環境・文化とゲノム』という視点から紹介したい。
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「地球はそれ自体がひとつの生命体である」 地球交響曲は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人々を魅了する、美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画です。今年も昨年に引き続き、地球交響曲第八番(2015年公開)を上映いたします。
縄文の昔から1万年近くに渡って聴き続けて来た樹の精霊の歌声。世界の人々が称賛する日本の伝統文化の美は樹の精霊との出会いに依って育まれ、洗練されて来ました。私達日本人は今、なにに気付き、何をなさなければならないのか。第八番の旅をどうぞご堪能ください。
出演者:梅若玄祥(能楽師)、見市泰男(能面打)、中澤宗幸(ヴァイオリニスト)他
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